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2022年1月 6日

●凍てつく日

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今、僕はどこに居るのだろう?

夢か現か幻か。

そんな気持ちにさせられた久しぶりの雪。

東京では4年振りの大雪だというけれど、

僕は雪国育ちだから、多少の雪道を歩くことなんて何ともない。

はずだった・・・。

全く歩けない。

何度も転びそうになった。

周りの人達は、笑顔で、スマートに、むしろ颯爽と歩いていた。

なのに、自分は上手く歩けないことへの悔しさ、恥ずかしさを通り越し、何だか妙に心細くなる。

無性に誰かに逢いたくなる。

でも、道端の雪だるま達が帰り道を見守ってくれているような気がした。
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誰が作ったのか分からないけれど、少なくとも家にたどり着くまでの間、僕の心をあたためてくれる存在に思えた。

凍てつく雪は・・・あたたかい。

だからだろうか。

雪だるまは、生きている気がする。

ところで、新型コロナウィルスがまだまだ気がかりです。

皆さん、くれぐれも生命を大切にお過ごし下さい。

どうぞ、お心も、お身体も大切になさって下さい。