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2026年3月15日

●『人生、歌がある』

あの日の収録でも、昨年亡くなられたプロデューサーの疋田拓さんが見守って下さっているような気がした。


独自の視点と審美眼で番組をプロデュースされる疋田さんはとても情熱的な方だった。


背中にはいつも燃え上がる炎のようなオーラがあって、すべてをお見通しと言わんばかりの鋭い眼光。


毎回の番組収録では、厳しくもあたたかく歌手を見守って下さり、常に歌手が歌いやすいようにとご配慮下さったり、その歌手が最もステキに見える照明、セット、カメラワークを考えに考え抜いて映して下さっていた。


前にも後にも疋田さんはただ1人。


業界中の方が口を揃えてそうおっしゃる。


そんな疋田さんが制作された、東京の明治座、名古屋の中日劇場で開催された"五輪の華"というコンサートに出していただけたことはこの上ない喜びで、お会いできなくなった今、あのステージに立たせていただいたことへの感謝は深まるばかり。


若かった、青かったあの時には気づかなかったことが、今ようやく身に沁みる。


番組やコンサートを通じて疋田さんから学んだことは僕のたからもの。


そして、番組のスタッフの皆さんとのご縁が今も繋がり続けていること、すべて、疋田さんのおかげです。


心から感謝申し上げます。


疋田さんは本物が好きな方だった。


常に本物の方たちを、本物の方たちだけを番組に起用されていた。


角川博さんも、坪井直樹アナウンサーも、
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Baby Booさんたちも。
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皆さん、本物の中の本物。


僕だけが未だ、そこの境地に到達していないけれど、


それも疋田さんはすべて分かっていらした上で、


番組に出して下さっていたのだと思う。


「竹島、負けるなよ。がんばれよ。」って。


だから、『人生、歌がある』に出していただく時は並みの緊張ではない。


それは、疋田さんが天国に旅立たれた今も同じだ。


何故って?


いつもスタジオにいらっしゃるから。


そしてきっと、そのそばで天国の社長も疋田さんとおしゃべりしながら、笑顔で見守ってくれているのだと思う。


歌手・竹島宏が本物になるまで・・・。