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2024年3月 4日

●僕にとっての最強の"お守りワード"

歌番組に出演させて頂くと、(番組によりますが)台本の割り当てがあります。

そこには音合わせ、リハーサル、本番の流れを表した進行スケジュール、そして歌詞、トークする内容、立ち位置や動きの指示、カメラ割り、出演者やスタッフの皆さんの名前etc.

番組制作に必要な全ての事が、細かく書かれています。

昔『新・BS日本のうた』で初の司会のお手伝いをさせて頂いた時は、台本を頂いてから収録日当日までの約1週間、毎日枕元に置いて寝てたこともありました。

枕元に台本を置いたからと言って上手く喋れる訳では無いのですが、たとえ気休めだったとしても、何とか大役を果たしたいとの思いが、その時の自分にそうさせたのだと思います。

皆さんよくご存知の通り、竹島はトークが決して得意ではありません。

時々、どういう訳かトークを褒めて下さる優しい方がいらっしゃるのですが、正直なところ内心はいつも歌うことだけでいっぱいいっぱいです。

ソロライブの場合は、躓きながらも、自分のテンポ感でそれなりに喋ることは出来ます。

しかし、当然ですが、番組となりますとそういう訳にはいきません。

例えば、自分のために1分の尺を頂戴したら、番組の進行や前後の流れのお邪魔にならないよう、でも、しっかり自分の想いを自分の言葉で届けなければなりません。

そこで時々、個人的課題として問題になるのが、歌とは全く違う内容のトークをしてからそのままスグに歌うというシチュエーションの時です。

例えば、お腹が痛くなるくらいに笑い溢れる楽しいトークの後に、マイナー調の『泣きぬれて・・・』みたいに悲しみのどん底にいる失恋ソングを歌う時だったり。

例えば、涙ぽろぽろ溢れる切ないトークの後に、デビュー曲『いいもんだ いいもんだ』みたいなお手拍子モノの愉快な歌を歌う時など。

そのスイッチの切り替えが上手であれば良いのですが、はっきり言って竹島は切り替え下手です。

困りましたね。20年以上もこのお仕事させて頂いているのに。

でも、そんな時には、ファンの皆さんからパワーを頂いて何とか乗り切っています。

皆さんから頂いた言葉を"お守りワード"として台本のメモ欄やポストイット等に書かせて頂き、いつも本番前に読み返しながらパワーを頂いているんです。

そして今日も、そんな風に皆さんからいただいた温かいパワーを胸に歌ってきました。

どんなときもひろネットの皆さんが、僕の心を守って下さっている。

だからこそ僕は、この世界で歌い続けることができる。

皆さんがいて下さらなければ、僕は歌い続けられない・・・。

そんなことを強く思った1日でした。

皆さん、

本当に、

本当に、

ありがとうございます♪

あっ、でもですね、今日の番組はご出演の素敵な皆さんにも助けて頂きながら、いつもより少しはマシな喋りができた・・・と思いたいです(笑)

ところで公式Xの今夜のお花、もう少しだけ待ってて下さいね。

ここのところ、遅い時間のポストになってしまってゴメンナサイ。