●歌の神様
久しぶりに小田急線に乗りました。
代々木上原駅から相模大野駅まで快速急行で約30分。
駅から歩いて10分ほど。
相模女子大学グリーンホール大ホールは満杯のお客様。
緞帳が上がったステージのセンターには笑顔の五木ひろしさんが、神々しく輝いていらっしゃいました。
五木さんの生の歌声がどうしてもお聴きしたくて、デビュー60周年記念スペシャルコンサート2025に伺いました。
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すっかりお元気になられた先輩が、一声発する度に会場から沸き起こる拍手の嵐。
時折、絶妙なタイミングと豊かな声量でかけられる掛け声の持ち主は、きっと長年の五木さんファンでいらっしゃる方なんだろうなと推察されます。
2時間のコンサート、全身全霊で歌われるそのお姿は、五木さんに歌の神様が降臨されているかのようでした。
いえ、もしかして、五木ひろしさんご本人が歌の神様なのではないのか・・・と思っていたら、あっという間にエンディングでした。
素晴らしいステージ、感動するステージは、こんなにも時間の流れが早く感じられるのだと、改めて偉大な大先輩の大きさ、広さ、そして深さを肌で感じ、感銘を受けたままの余韻に浸りながら帰路につきました。
打って変わって、帰りの小田急線車内では、今年も残念ながら・・・という悔しいニュースを知り、一瞬心折れそうでした。いろんなことがあるのは仕方ないけど、せめて・・・・・・と、複雑で残念な気持ちでした。
でも、結局誰のせいでもない、すべては自分の力不足、魅力不足。
これに尽きます。
ファンの皆さんには毎年申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それ以上に、皆さんのご声援にはいつも心から感謝しております。
皆さんのあたたかいご声援にお返しするために、僕にできることはただ一つ。
「何があっても歌い続ける。」
です。
そしてテイチクを去っていかれたあの方の「負けないで。」を心のお守りに、前だけ向いて歌うこと。
これからも、ファンの皆さんのために真っ直ぐに歌を届け続けます。
元気にがんばります!
皆さん、どうぞよろしくお願い致します。




