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2020年3月17日

●春、待ちわびて

先日開花宣言がなされましたが、目黒川沿いの桜はいつ頃満開になるのでしょうか。

春を告げる桜たちに早く逢いたいと待ちわびていた人が他にもいらっしゃったようで、通りがかりの知らない者同士3人で、お互い譲り合いながら順番に写真を撮っている心あたたまるこのひとときが、なんだか春を感じるなって思いました。
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新曲「はじめて好きになった人」は、まさに今の時期にピッタリの歌だと思います。

ダンス、ムード歌謡、バラード、歌謡ポップス、演歌、フォーク、ニューミュージック、ロックetc.

今までノンジャンルをテーマにいろいろ歌わせて頂いてきましたが、そのどれにも当てはまらない歌だと言えます。

しいて言うなら、歌謡曲でしょうか。

でも、それにも僕は多少なりの違和感を感じます。既存のカテゴリーにははめられない歌のように思うから。

では何故、僕がこの歌を歌いたいと思ったのか。それは、歌詞とメロディーに、彩りと奥行きを感じたから。

正直、売れ筋商品かどうかは僕には分かりません。とはいえ、図々しくも(笑)寝てもさめてもヒットして欲しいとは思っていますが。

むしろ、今回の新曲を選ぶにあたり僕が1番大切にしたかったことは、今までずっと応援してきて下さった愛するファンの皆さんに、心からプレゼントしたい歌!であるかどうかでした。

何曲も作って頂いた作品たちの中で、この歌以外には考えられませんでした。

歌の大きなテーマは、初恋、そしてその後の僕たち、私たち。時空を超えて、様々な感情が行き交う奇跡のラブソング。

カップリングの「涙ひとりきり」も、その作品が生まれる経緯を都志見隆先生からお聞きした時、心泣かされました。そのお話はまた改めて。

春を待ちわびながら、今の僕は、皆さんに新曲をお聴き頂ける日がやってくることを待ちわびています。